はじまりのスクロール

■序文


このページは、作曲の初心者に向けて(私自身も初心者といって過言ではありませんが)自分の作曲方法や、注意すべきポイントのいくつかを記すことで、多くの人に自作曲を作る楽しみを知ってもらい、Mabinogi世界を自作曲であふれさせるために作ったページです。

「あ…あの曲聞いたことある。〜の歌だ、〜の曲だ」
これも悪くはないでしょう。ですが、

「おや…?この曲けっこういいけど聞いたことないな…」
「へぇ、あの人が作った曲なんだ!」
こういうのも、とても楽しいとは思いませんか?せっかくの作曲演奏システム。下手であろうと上手かろうと、存分に楽しみましょう。

■最低限必要な知識、物


1.ドレミファソラシド(楽譜を読める程度)の知識
2.その音を鳴らすことができ、確認できる環境(Mabinogi公式Webコンポーザーでも可)
3.音楽を作ってみたいというチャレンジ精神
4.下手だから……と投げ出さない根性

以上のものがあれば、ある程度のものは作れると思います。(無論、厳密にコード進行などを気にするプロ、ないしはそれに近い人から見ればとても稚拙すぎて音楽とは呼べないものなのかもしれませんが)
それでもその曲を作った人が満足し、そしてそれを聞いた多くの人が喜び、満足するならば、それは「いい音楽」なのだと私は思います。

それでは、上から順番に説明していきましょう。
まず一番、これは残念ながら最低限必要です。特にMabinogiではかなり特殊な構文で楽譜を書くことになるために、ドレミの知識がないとデータを書くことがおぼつかないでしょう。Mabinogiの譜面から五線譜になおせるくらいの知識があると最高なのですが、そこまでは求めません。あくまでも自分のメロディーを表現するために必要なのです。
二番。慣れた人なら頭の中で全て組み立てることができ、いらないのかもしれません。ですが初心者が頭の中で楽譜を完全に組み立て、その通りに書き起こすことなどできないでしょう。ですから、確認するために音を鳴らすことのできる環境は必要です。

そして、三番と四番ですが、これはそのままです。どんなに感性や知識があったとしてもすぐに投げ出してしまってはいい曲は作れません。逆にそれらに乏しくても、悩み考え抜けば思いもよらぬ名曲ができる可能性だってあるのです。

では、次の項目から実際に曲を作ってみましょう

■実際に曲を作ってみよう・1


メロディーを考える!

 まずはその曲の骨組みとなるべきメロディーを考えましょう。最近はヒップホップ等のようにメロディアスとは言いがたい歌などが流行っているようですが、Mabinogi内部でそれらの音楽を再現するのは困難を極めると思います。素直にメロディーラインを考えましょう。

ここには特別なものは何もいりません。
楽器が弾ける人は、心の赴くままに演奏してみて、「いい」と思ったフレーズを記憶すればよいでしょう。
弾けない人でも、鼻歌だって構いません。自分でフレーズを考え、口ずさんでみましょう。

慣れてきたら「こんなイメージで……」というメロディーが自然に浮かんでくるようになるかもしれません。これはもう、経験を積んでいくしかないでしょう。

◆ケフィンのスクロール・1
私は曲を作るさい、だいたいの場合は「イントロ」「メロディーA」「メロディーB」というような区分に分けて作ります。ただしMabinogi内では演奏できる音数が少ないため、「イントロ」は省略することがあります。「メロディーB」は歌でいえばサビ、つまり「メロディーA」を抜けて盛り上がる部分です。メロディーAをやや押さえ気味に、メロディーBでぐぐっと盛り上げるとひきつける力があがるかもしれません。

メロディーを入力する!

メロディーができたら実際にそのメロディーを入力しましょう。この時、思ったとおりのメロディーがなかなか打ち込めなくても、諦めてはいけません。少しずつ調整していって、思ったとおりのメロディーに近づけていくのです。
そしてメロディーが入力できたら再生してみましょう。どうでしょうか?メロディーだけでもある程度は曲らしく聞こえるのではないでしょうか?

■実際に曲を作ってみよう・2


伴奏を作ってみよう!

 メロディーができたら、次はそれに伴奏を加えます。この時、注意するべき重要な点があります。貴方が作ったメロディーには「シャープ(#)」や「フラット(♭)」が含まれてはいないでしょうか?
含まれているのならば、メロディーにこれらの記号がついている音(ドレミファ〜)には
「原則必ず同じ記号をつける」事を心がけましょう。
これを外してしまうと、不協和音となってしまい、非常に聞き苦しいものになってしまう可能性があります。
また、伴奏はあまり目立ちすぎてはいけません。メロディーよりもオクターブを下げる、音量をしぼるなどの工夫をしましょう。
伴奏を作るのは慣れないと困難です。様々な曲を聴いてどのように伴奏が入っているのかを研究してみるのもいいでしょう。

◆ケフィンのスクロール・2
私の場合、ピアノを弾いている関係上、「メロディーライン=右手」「伴奏=左手」というように分けてしまう意識が強くあり、メロディーラインにO4〜O5、伴奏にO2〜O3を使うことが多いようです。

■実際に曲を作ってみよう・3


曲としての体裁を整えよう!

ここまでで、ある程度聞くことができるものはできたと思います。ですが、いくら短い曲しか演奏できないとはいえ、1フレーズで終わる、または1フレーズのみの繰り返しは寂しいものがあります。
そこで、似たようなイメージを持つメロディーを2〜3個組み合わせ、繋げることで曲として、より「らしく」することができると思います。
また、1つのフレーズを変調させながら繰り返していくような構成もよいでしょう。

ここまでくればほとんど曲は完成です。後は実際に自分の作った曲を自分で曲を聴いてみましょう!そして、友達や周囲の人に聞いてもらいましょう!

◆ケフィンのスクロール・3
一般的ないわゆるJ-POPなどと呼ばれるような歌を聴いていると、次のような構成になっている歌が多くはないでしょうか?
「イントロ」→「メロディーA」*n回繰り返し→「メロディーB」*n回繰り返し→「イントロ変型(間奏)」→「メロディーA」*n回繰り返し→「メロディーB」*n回繰り返し→「メロディーB」*n回繰り返し

このような曲の構成の仕方は、Mabinogiで作曲する場合にももちろん流用ができます。

Mabinogiで作曲するにあたって、私はこの構成方法では
「イントロ」→「メロディーA」2回繰り返し→「メロディーB」2回繰り返し
これが最長の構成かな?と考えています。
ただし、何もこの通りに構成しなければいけないというわけではありません。あくまでも曲の構成に気を払い、心がけることで、美しくまとまることができるということです。
(もっとも、ここばかりこだわりすぎても面白くなくなりますので、自分の納得いく構成を少しずつ探していきましょう)

■最後に


ここに記したものはあくまで私の主観に基づく記述であり、正当な音楽理論などを学んだ人から見れば甚だおかしいものかとも思います。
ですが、こういったやり方でも曲を作ることはできる、それを分かってほしいのです。他にもやり方は色々あるでしょう。そのやり方は、皆さんがそれぞれ探していけばよいのです。

自作曲は、決して簡単ではないかもしれません。ですが、多くの人が恐れているほど難しいものでもないと思います。Mabinogi内で様々な自作曲が聞けるようになる日を私は願っています。

それでは、皆さんによいMabinogiライフが訪れますように……

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マビノギ演奏会の企画によって作成した、音楽初心者へのささやかなるアドバイス

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