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零の地平線

対象楽曲:「...Reloaded」「屋根裏の少女」

「屋根裏の少女」はこれまでのアルバムの楽曲で、今のところ唯一「零の地平線」の曲である、「...Reloaded」の中で称されています。
Pico Magic Reloadedといういずれの地平にも属さないアルバムにのみ収録されているこの楽曲は、先の記事である「屋根裏と檻の中にて」のとおり、ミシェル・マールブランシェの最初の物語です。

ミシェルの物語は、「...Reloaded」によると「黒の歴史が紡がれるより以前」の物語です。
黒の歴史が紡がれる以前という事は、ノアやクロニカが生まれるよりも前であり、まだ「黒の予言書」が作られていないという事です。

「屋根裏の少女」の話は「1887年とごく近代であるにもかかわらず、です。その後の「地平線」で語られる話は、Arkのような一部の例外を除くと、ほぼ全てが中世ヨーロッパあたりをモチーフとした物語となっています。

だとすると。「Chronicle」から「Roman」までの全ての地平線は、ミシェル・マールブランシェが描いた幻想が具現化した物語ではないのでしょうか。ただし、ミシェルは幼いです。これらの地平線の全ての物語を彼女が一人で考えたとは考えにくいでしょう。ましてや、彼女は幼少から監禁されており、知識も非常に限定的で、乏しいはずです。

だとすれば。彼女は最初は純粋に「お友達」がほしかっただけかもしれません。お友達として"作った"のが「クロニカ」や「ノア」であったら?そして幼い少女の制御を超え、生み出された存在が自らの意思で行動をはじめたら?
ミシェルの意思を超えたところで、彼女によって生み出された存在たちによって「地平線」が生み出されていったのかもしれません。

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