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双子の人形と花言葉

対象楽曲:「朝と夜の物語」

この歌には、『菫(スミレ)』と『紫陽花(アジサイ)』の人形(姫君)が登場します。
それぞれ、菫が「死」と「夜」を。紫陽花が「生」と「朝」を象徴しています。

確かに色としても紫と青で、それぞれのイメージに相応しい色ともいえます。
さて、ところで花には「花言葉」と呼ばれるものがあります。
では『菫』と『紫陽花』の花言葉はなんでしょう。

『菫』   :「真実の愛」「誠実」「貞節」

『紫陽花』:「辛抱強い愛」(フランスでの花言葉)
       ※日本では「浮気」「移り気」「変節」

のようです。どちらも似たような、誠実な愛を示す花言葉となっており、菫のほうにも「死」を予感させるような言葉は見つかりませんでした。なお、紫陽花の花言葉はRomanの主な言語がフランスのために、日本語の花言葉は思考からひとまず除外します。

「焔」において死者に対して双子の人形が手向けられた事を考えると、この双子の人形は、深い愛を込められて用意されたものである事が推測されます。

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