« side:SH始動 | メインページに戻る | "真実"の伝言 »

11文字の伝言の意味

対象楽曲:「11文字の伝言」

「11文字の伝言」の歌詞カードには以下のような数字の羅列があります。

   『0302・0101・1001・0304・0502・
  0105・0501・0902・0501・0301・0102』

これだけいきなり見た人には何のことだかわからないかと思います。
また、楽曲自体の該当部分を聞くと「ラララ…」としか歌っていないので、何だか分からないでしょう。

けれども、歌詞カードをここまでしっかり見た人であればこの伝言を解読する事は容易いはずです。というか、たぶんRoman所持者のほとんどはこの記事に書いてある事は既知の事だと思いますが、一応書いてみます。

Romanの各楽曲は全ての曲の歌詞において、必ず特定のひらがな一文字が、数字に変換されています。

これを読むのは難しくないはずです。
また、それでもよくわからない人はCDケースの中部分をはずして、ジャケットの裏を見てみてください。そこに伝言解読のための対応表があります。

つまり、この数字は4桁で一つのひらがなを示しているのです
最初の2桁は、「あかさたな…」の行の位置、そして後の2桁はその行内の何文字目か、です。
例:0502 → 5番目の行は「な行」。そしてな行の2文字目なので「に」

この法則を上記の暗号に当てはめてみれば、答えは見えてきます。

そして、もしまだ気がついていない人がいたら、ブックレットの一番最後のページの一番下を見てみてください。「伝言」という単語と共に奇妙なURLが記載されているはずです。

11文字の伝言が読み取れたなら、このURLからボーナストラックが得られたはずです。いつ消えるか分からないので、できるだけ早めにボーナストラックはゲットしておきましょう。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://pledge.s54.xrea.com/blog/mt-tb.cgi/63

この記事へのコメント一覧

はじめまして、百合と申します。よくこちらの考察にお世話になっています(SHに考察が必要(?)だということもこのサイトで知りました)。

そこで、Romanのことで質問というか疑問に思っていることがあるのです。管理人様はどうお考えなのか、伺いに参りました。
「自分に聞かれても困る」だとか「そんなの考察板に行け!」と思われましたら、無視して下さい。

二つあるのですが、一つめ。
ライブでの朝夜の、最初に月と太陽が回っているシーンで、太陽はずっと同じ方向に回っているのに月は15回目(違ったらすみません)で逆回転をし、それを繰り返します。先日DVDを手に入れまして、朝夜のイントロで違和感を覚え、月のディスクを見終わった後の画面(何ていうのか分かりません(^^;)もそうでした。


二つ目。
伝言の歌詞中に「二つの風車は回り続けるだろう」とあります。大体の人は月と太陽が風車だと解釈されている印象を受けます。
しかし、朝夜では月は揺りかご、太陽が風車と言っています。これは一体…?
それとももう一つの風車は、緋色の風車…?(ちなみに、私はどうしても「ひいろのかざぐるま」と読んでしまいます^_^;)

乱文長文失礼しました。
お返事を頂ければ幸いです。

百合さん
こんにちは、管理人です。
いただいた2つの質問について、私になりに考えてみました。

1. ライブの月と太陽が回っているシーン
よ、よく気がつきましたね…いわれるまで気がつきませんでした…
確かに、途中から月の回転が逆回転になるのを繰り返していますね。
私的な考えですが、「月」は朝と夜にて「揺り籠」として表現されています。

そのため、「風車」である「太陽」は一方向に回り続けますが、「揺り籠」
である「月は」一定範囲内での揺り返しを続けるという動作になったのでは
ないでしょうか。
ライブの演出もこうやって改めて見直すと、色々興味深いものです。

2. 「二つの風車は回り続けるだろう」の解釈
確かに、月は揺り籠である以上、この二つの風車は、太陽と月、ではないと思います。
ではなにか。
Romanにて風車という表現は、以下のようなものがあります。
・太陽の風車
・我等は彷徨える 追憶に揺れる《風車》
・首を刈る姿...正に風車
・廻るよ...廻る...憎しみの風車が...
・廻る回る《緋色の風車》
・躍る踊る《血色の風車》

ここで、注目したのは「追憶に揺れる《風車》」と「憎しみの風車」です。
前者は、「我等は」と言っている事からも、死と生の狭間を流転するイヴェール達の事を事を暗喩した表現であるものと推測します。そして後者は、憎しみが連鎖していくことを示した表現であると考えられます。

そう考えますと、イヴェール達という風車がめぐり、そこには憎しみの連鎖(風車)が回り続ける。彼らが愛すべきものという到達点に至る時まで。

というようにも読み取ることができました。
けっこう強引な解釈ですが…なかなか難しい点ですね。

遅れてすみません。
管理人様、素早い回答ありがとうございます。
1. そうですよね、揺り返し…なるほどさすがです!制作者に「あんなに揺られたら赤ちゃんが落ちちゃうよ〜!」というツッコミをしたくなりました(笑)


2.いつも物凄く深い考察をなさっていますよね。
大変勉強になりました。
これからも考察頑張って下さい。更新楽しみにしております。

始めまして、ゆーあと申しますw
いまさらながら二年前の記事にコメント、申し訳ございません;
どうしても気になったことがあったもので…。

このブログでも書いてあった通り、
「しあわせにおなりなさい」を並び替えてできる
「おりあわせしになさいな」という言葉。
「奇妙なURL」にこの
「おりあわせしになさいな」という言葉を打ち込んだところ、
MP3をダウンロードすることができました。
聞いてみると、「11文字の伝言」の続きのようなのですが…
これについてどうお考えですか??

コメントを投稿

検索

楽曲、歌詞考察アルバム別カテゴリ
※右の▼をクリックするとカテゴリが展開し、それぞれの楽曲名をクリックする事で、その楽曲に関連する考察エントリーが開きます。また、違うアルバムでも同一タイトルの曲は、同じエントリー内容となります。
RSS
このページのRSS(2.0)
各種RSSリーダーに登録してご利用ください。